建築ビジュアライゼーション

建築レンダリングのためのコンプリートソリューション
CADアプリケーションは設計やデザインのために掛け替えのないものですが、アウトプットとしてはベストとは言えません。あるいは一般的な3Dプログラムは非常に高度なレンダリングを提供しますが、しかし習得が難しく、また自然環境を制作するためのツールを簡単に揃える、という訳にはいきません。
そこで、建築家やビジュアライゼーションアーティストの方への完璧なソリューションとして、Vueをオススメします。フル装備のプロフェッショナルレンダリングエンジンと、定評ある使いやすさを、効果的にひとつにまとめました。
建築ビジュアライゼーションにオススメしたい製品:
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- 幅広い読込み機能 - 広範に使われているほとんどの3Dフォーマットをサポート
- すぐに使えるサンプル(プリセット大気、植生、質感)が多数付属
- SolidGrowth™ 3D植生- 種の特徴は保ちつつ、固体ごとの個性を持った植生を自動生成
- EcoSystems™ 植生や岩石その他のオブジェクトの大量作成・頒布機能
- EcoSystem要素をペイント感覚で、インタラクティブに散布&修正可能
- 超リアルな空、雲、そして屋外/屋内照明
- プロフェッショナルも納得の高品質ハイエンドレンダリングエンジン
- グローバルイルミネーション、ラジオシティ、エリア照明、イメージベースドライティングやHDRIに対応
- リアルな直接生成質感 - 質感でのタイリングが起こりません
- 高振幅のディスプレースメントマッピング
- モーションデザイナー機能を使ってウォークスルーアニメーションを簡単に作成
- 合成やポストプロセッシングを容易にするための、Photoshop書き出し機能付きのマルチパスレンダリング
モデルの読み込み
Vueにはほとんどの主要な3Dフォーマットを読み込むことができるため、互換性の問題を気にすることなく、使い慣れたアプリケーションでドラフティングやモデリングを行うことができます。マッピングやテクスチャリングの情報もそのまま持ってくることができます。
CADアプリケーションで何かしらの変更を行うと、Vue側の情報も動的に更新されます。また、作業時には軽量化したローポリオブジェクトを使用し、高品質の最終レンダリング時に高解像度デルに差し替えることも簡単です。
リアルな質感の適用
標準的なビットマップに加えて、Vueは使いやすい直接生成質感機能を搭載しています。これは例えば化粧漆喰や石、地面、苔や草地などの変化ある質感を表現するのに最適です。
直接生成質感の良いところは、ビットマップで見られるタイリングやひずみの問題を気にする必要がないことです。
Vueには、岩石やタイル、レンガやガラス、水面などのそのまま使えて編集も可能な高品質質感プリセットが480種類以上も収録されています。
植生の追加
Vueを使う限り、高価なオプションツリーを購入する必要はありません。また、同じ形状の植生を繰り返し繰り返し使う必要もありません。そして非常に巨大で、処理に大変な時間のかかるポリゴン数の大きな植生の問題もありません。
付属しているすべてのプリセット植生の種は、e-on独自のSolidGrowthテクノロジを使って、ソフトウェアの中で簡単に生成できます。ということで、まったく同じ外観の植生が何回もシーンに登場するようなことは起こらないのです。
EcoSystems
この強力なテクノロジは、何かの表面を非常にたくさんの植物や岩石で簡単に覆いたい場合に効果を発揮します。
EcoSytemは、普通の質感と同じように振舞います。ですから小石や石でできた層や、リアルな草地、庭や森林を、何回かクリックすることで簡単に作成することができるのです。
EcoSystemエレメントを、必要なところにインタラクティブにペイントすることも可能です*。EcoSystemエレメントの消去、修正、そして着色も、その場で実行することができます。
空気感の再現
ただの空の写真とは異なり、スペクトラル大気は照明スキームの全体を構成します。例えば、太陽の位置を正午から午後に変更すると、ライティングが変更されるだけでなく空全体や雲の様子まで変化することがわかります。
160種類の付属のプリセットから選択するだけで、様々な時間帯や天候にあわせた大気を試してみることができるのです。
もちろん、ご希望にあわせて背景写真を使うことも自由自在です。
フォトリアルなアウトプット
Vueのレンダリングエンジンは、最強のリアリズムと品質のためのハイエンド機能を備えています。グローバルイルミネーションやラジオシティ、イメージベースドライティングといったテクノロジに加え、屋内外の間接照明の効果のシミュレーションや、建築物の壁面等でよく使用される平面に複雑さと奥行きを加えます。
Vue xStream - 統合ソリューション Vue xStreamを使えば、完全にアニメーション化されたVueシーンを直接3ds Max、Maya、Lightwave、CINEMA 4D、Softimageで作成・編集・レンダリングすることが可能です。これは、アニメータにとってもっとも合理化された効率的なソリューションと言えるでしょう。 |
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Visual Art Digital Mediaグループは、イタリアの「Rimini Fiera Exposition Center」の3DレンダリングにVueを採用しました。この展示場は全体でおよそ4300平方メートルの広さがあり、内1500平方メートルが造園エリアになります。
このプロジェクトでは、AutoCADやArchiCAD、そしてMayaでモデリングを行い、その後Vueでの最終レンダリングをおこないました。
"注意深く検討した結果、レンダリングエンジンの品質や驚異的なEcoSystem、そしてあらゆるコンディション下での照明評価の速度を見込んで、Vue 5 Infiniteを制作パイプラインに加えることに決めました。とは、VADMGのアートディレクターであるGiancarlo Montebeli氏のコメントです。
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Clockwork Studiosは、ドバイを拠点とするビジュアルエフェクト企業です。ここでは、City of Arabiaプロジェクトについて説明いただきます。
「このキャンペーンでは、摩天楼やモノレールの周りを恐竜が自由に歩き回ります。これこそがドバイであり、ここでは何が起こっても不思議は無いのです。Citi of Araviaプロジェクトには、「Restless Planet」と呼ばれる恐竜公園も含まれています
この一連のスチルで、当社は自然の植生と美しく造園された庭(さらにもちろん恐竜!)が完全に備わったフルCGの都市と環境を制作しました。完成作品は新聞でのキャンペーンに使用され、またプレゼンテーションの一部として壁面への投影も行われました。要求される解像度は、控えめに言っても普通ではないほど高いものでした…」
* Infinite & xStreamのみ