EcoPainterは、EcoSystemポピュレーションをマウスや筆圧関知タブレットを使って正確に、インタラクティブに散布することができる機能です。 EcoSystemインスタンスは自動的にペイント対象オブジェクトの表面に配置され、整列します。  マウスストロークでポピュレーションの全体を選択・移動・リサイズ・消去することも可能です。

風を追加することで、アニメーション表現にまったく新しい次元が生まれます。 Zephyrを使えば、アニメーション可能なベンチレータを使って、森林を構成する何百万本もの樹木を一斉に風で揺らしたり、植生単位、あるいは特定の植生グループに対して風を与えることができるようになります。

Vue 10 Completeに収録されているAdvancedGraphモジュールは、“シーンの舞台裏”へのアクセスキーです。 オブジェクトの相互関係、カスタム質感シェーダー、質感のプロパティとオブジェクトの間のリンクといった高度な操作を、シーングラフアプローチを使って実装することが可能になります。

KronosFXを使えば、アニメーションを自由自在に操ることができるでしょう。 高解像度アニメーションのレンダリングや、アニメーションプロパティカーブの編集によるオブジェクトキーフレームの微調整、ロトスコープ効果の作成などをお楽しみください。

Vueシーンのコンテンツを、3Dクオリティを保ったまま、他のアプリケーションに書き出せるようになります。 完全なテクスチャ付きのメッシュ、高精細なスカイマップ、詳細な地形マップなどを、他の3Dアプリケーションで使うことができるようになるのです。

Vue 10 Completeに搭載のEcoSystemモジュールがあれば、オリジナルのEcoSystem質感の作成や編集をできるようになります。 EcoSystemポピュレーションを制御する様々な要素（サイズ・カラー・向き・位置・密度など）を自由にカスタマイズしてください。 レイヤー間の相互関係を利用してポピュレーションを調整したEcoSystemレイヤー質感を作成することもできます。

Botanicaの植生エディタを使うと、Vue 10 CompleteでSolidGrowth植生を自由に編集して、独自の植生種を作成することができます。 植生全体または、茎や枝、葉などの植物のサブセットごとに設定の調整が可能です。 植生種をカスタマイズするたびに保存しておけば、微妙に異なるさまざまな種を作成することができます。

LightTuneは、オブジェクト単位の照明効果の影響の設定や、AccuShadows™テクノロジを使ったシャドウマッピング、スポットライト視点やカスタム減衰グラフなどの高度な照明コントロールを実現するモジュールです。

非常に複雑なシーンも、DeepAccessがあれば自由にコントロールすることが可能です。 シーンエレメントの管理に便利なレイヤーは、いくらでも追加することができます。 読み込んだオブジェクトやマップの動的な更新付きでのシーンへの取り込みにも対応します。 オブジェクトは、サイズや名前、または種類でソートすることが可能です。 複数のオブジェクトインスタンスを簡単に管理・編集することができるようになります。

HyperVueは、レンダリングジョブをネットワーク越しに最大5台のコンピュータ（MacとWindows）で分散処理することで、レンダリング時間を劇的に短縮します。 レンダリングネットワークのセットアップは、付属のSmartCow™とNewCow™テクノロジのおかげで非常に簡単です。

RenderUpモジュールは、レンダリングイメージのサイズや品質の制限をなくします（システムリソースによる制限は除きます）。 また、Vueのレンダリングエンジンのより高度なオプションにアクセスできるようになります。

3DImportモジュールは、ほかの3Dアプリケーションで作成したオブジェクトの読み込み機能を拡張します。 3DImportは、テクスチャ情報を備えたさまざまな主要フォーマットの読み書きに対応しています。

たとえばPoserキャラクタは静止・アニメーションの情報を保持した読込みができ、またVueの中でキャラクタのポーズ変更も自由にできます。さらにPoserシェーダーツリーを使用したレンダリングにも対応しています。