Vue 10 用機能モジュール Botanica
植生を編集して、自分だけの種を作ろう
Botanicaは、e-on softwareのSolidGrowthテクノロジの機能をフル活用して植生を自由にコントロールするためのモジュールです。 Botanicaがあれば、実在する植生のリアルな再現はもちろんイメージどおりの様々な植生を作成することができます。植物の葉や幹などのパーツのテクスチャをスキャン画像や写真に置き換えて、オリジナルSolidGrowht植生の変化を楽しみましょう。
Vue 10 Botanicaは、Vue 10 Studio/Completeに搭載されている機能モジュールです。Vue 10 Espritからのサイドグレードはこちらをご覧ください。
※機能モジュールのパッケージはイメージです。実際には製品機能に統合されて出荷されます。
植生エディタ
Botanica搭載の植生エディタを使うと、既存のSolidGrowht植生*をベースにしたオリジナル植生を簡単に作成することができます。
*パッケージに付属またはCornucopia3Dから購入できます
植生エディタでは、植生全体の設定のほか、幹や枝葉といった植生の個々のサブセット(幹、枝葉など)の編集も可能です。 サブセット用のテクスチャは編集や置き換えができるので、写真やスキャン画像を使ってオリジナルの葉や幹を作成することもできます。
カスタマイズした植生を保存すれば、SolidGrowthテクノロジのアドバンテージを備えた新しい種をライブラリに追加することができます。
SolidGrowthテクノロジに則っているということは、生成される各植生には個体差が現れますが、種の全体的な特性はきちんと維持される、ということです。
植生エディタのアニメーション
植生エディタで使われているパラメータは、すべてアニメーションのキーフレームとして設定することができます。つまり、植生のジオメトリの変化やモーフィング、色の変化などをそのままアニメーション化することができます。
機能リスト
- 植生のカスタマイズが簡単におこなえる、使いやすい植生エディタ
- 既存植生の編集や新規の種の作成が可能な、植生エディタとリーフエディタ
- ユーザイメージをテクスチャに使用した、オリジナルの葉の簡単作成
- 幹/枝サブセットの長さ、衰え、節、太さ、垂れ下がり、および角度の編集機能
- 葉のサブセット全体の長さ、幅、ランダムさ、しなやかさ、カール、および色の編集機能
- 既存植生の変種の簡単作成
- 作成したオリジナル植生は、保存して別のシーンで再利用できます
- 植生の生長や枯死、変形などを表現できる植生ジオメトリのキーフレームアニメーション
- 植生エディタ内でのOpenGL高解像度プレビュー
- 植生エディタ内でのプレビューレンダリング