より大きな、高解像度なイメージを作ろう
RenderUpは、Vueのレンダリングエンジンをレベルアップして、画質を向上させるためのモジュールです。 RenderUpは、Vue Pioneerでのレンダリング結果に表示されるVueロゴをなくし、さらにレンダリングサイズの制限をなくすため*、例えば印刷に使えるような大きな画像をレンダリングできるようになります。
*ハードウェアの制約による制限を除く
Vue 10 RenderUpモジュールは、Vue 10 Esprit/Studio/Completeに搭載されています。
※機能モジュールのパッケージはイメージです。実際には製品機能に統合されて出荷されます。
画質の向上
 
アンチエイリアスモデル
RenderUpRenderUpを使うと、イメージの品質を細かく設定することができるようになります。
高画質のレンダリングプリセットに加え、アンチエイリアスの強度、視線追跡レベル、mipマッピング、カスタムフォトンといった設定を自由に調整できる ユーザー設定プリセットも利用できるようになります。
このような高度な設定は、良質の画像を手早く作成するためには欠かせません。
高解像度レンダリング
印刷目的などに使用する高解像度の画像をレンダリングしたいと思っても、Vue 9 Pioneerにはレンダリング解像度に厳しい制限があります。
RenderUpを使うとシステムリソースの許す限りの大きさの画像をレンダリングできるようにため、こうした問題を回避することができます。 見開きページにも使えるような、超高解像度画像のレンダリングも可能になります。
その他の機能
クイックレンダリング
三面図を含むどの表示画面からもレンダリングを実行できるようになります。 表示画面でレンダリングする場合は、メインのレンダリング設定とは異なる独自の品質レベルを設定できます。 そのため、ドラフトのレンダリングと完全品質のレンダリングを即座に切り替えることができます。
パノラマレンダリングと球面レンダリング
RenderUpには、標準のレンダリングと、角度を360度まで調整できる球面パノラマレンダリングの両方が含まれます。 これは環境マップ用のHDR画像や背景を作成して書き出す場合に、特に役立ちます。
エッジベースアンチエイリアシング
RenderUpには、従来のカラーベースのアンチエイリアシングスキームを補完するために、新しくエッジベースのアンチエイリアシングアルゴリズムが追加されました。 それぞれのアンチエイリアシングスキームは個別の品質スライダから微調整できる上、個別のオン/オフも可能です。
| 複数のカメラアスペクト比のサポート一つのVueシーン内でも、カメラごとにアスペクト比を設定できるようになりました。これにより同一シーン内で複数のフレーミングを試すことが可能です。 ただし一つのアニメーション内で使うカメラはアスペクト比の設定を共有するため、これを変更しようとすると自動的にすべてのカメラの設定を変更する通知が表示されます。 |  | 個別フレーミングオプション | 
機能リスト
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間接光エンジンの高度なコントロール背景、IBL、およびグローバル反射マップチャネルに個別のマップオプションを設定可能レンダリングプリセット:OpenGL、ブロードキャスト、ウルトラ、ユーザー設定ソフトウエア上のレンダリングサイズ制限がありません(システムによる制限があります)レンダリング解像度選択時の、カスタム縦横比のロックオプションレイトレース被写界深度反射マップを使用した疑似ブラー反射アルファマップから地面を除外するオプショングローバルな反射マップと質感ごとの反射マップレンダリング情報パネルへの詳細表示機能球体パノラマレンダリング三面図を含む全ての表示画面のレンダリング表示画面のレンダリングに通常のレンダリングとは異なる品質を設定可能スタンドアロンレンダラ機能により、シーンでの作業中にレンダリング処理が可能細部拡大レンダリングオプション直接生成質感を含む、ハイパーmipマッピング質感のアンチエイリアス速度と品質とのバランスを最適化できる、ユーザー定義のアンチエイリアス品質非常に大きな画像のレンダリングを可能にする、高度なレンダリング用メモリ管理ディスプレイスメントマッピングへのメモリ割当量の調整レンダリング結果を直接ディスクに保存する設定時に、保存間隔の調整二つのレンダリング先を指定するオプション(例:レンダリング結果をスクリーン上に表示しながらディスクに保存)ユーザー定義可能なジオメトリアンチエイリアス(最大64レイ/ピクセル)mipマッピングレベルのグローバルな制御最大レイデプスと内部反射合計を調整可能影のみを描画できる質感オプション低周波のちらつきを抑える間接光評価モードスカイドームを含むHDR画像の書き出し48ビットカラー画像の書き出しTiffおよびPNG形式へのアルファ情報の埋め込みHigh Dyamic Range(HDR)形式で2DのHDR画像を書き出し最大4 CPUまでのマルチプロセッサレンダリングに対応(64ビットシステムでは最大8CPUになります)従来のカラーベースアンチエイリアスに加え、エッジベースアンチエイリアスを追加品質スライダを使ったエッジベースアンチエイリアシングの調整メインビューと同じアスペクト比を使ったスクリーンへのレンダリングオプション単独Vueシーン内でカメラごとに異なるアスペクト比を設定可能に異なるアスペクト比を持ったカメラを含むアニメーションシーンでアスペクト比を変更した場合に、アニメーションに参加しているすべてのカメラのアスペクト比を自動更新するオプション |  |  |